

「外国人にもお花見を体験してもらいたい!」
美しい桜を鑑賞しながら、お花見弁当やお酒を楽しむお花見は日本の春の一大イベントともいえるでしょう。
しかし外国人にお花見を楽しんでもらえるのか、そもそも海外にもお花見文化があるのか気になりますよね。
そこで今回は
・海外のお花見と日本のお花見の違い
・おすすめのお花見スポット
・外国人におすすめなお花見体験例
などを含めて紹介します。
外国人に喜んでもらえるお花見の内容や場所、そして会話のネタまでまるっと予習できるのでぜひ読んでみてください。
海外にもお花見はある!海外のお花見事情とは

海外にも桜を鑑賞する人たちは多くいます。つまり、お花見文化は世界中に存在するということ。
しかし、海外と日本のお花見では違う点もあります。
海外のお花見事情、そして日本との違いについてみていきましょう。
日本との違いは「宴会がない」こと
海外と日本のお花見の大きな違いは、宴会をしないということ。
日本ではお花見というと「飲食を楽しみながら、桜を鑑賞する」というイメージがありますよね。一方、海外では桜の木の下を歩きながら写真を撮ったり美しさを鑑賞するという人が多いのです。
ここで、アメリカのワシントン州でお花見を楽しむ人々のニュース映像をみてみましょう。
ニュース映像をみると、歩きながら桜を鑑賞している人が大半を占めていますね。ベンチで軽食をとっている人もいますが、少数派であることが日本のお花見とは大きく違う点です。
海外のお花見では飲食をする人が少数派ですが、日本を訪れる外国人には日本食を楽しみながらのお花見も体験してほしいところ。
「でも外国人が喜ぶお花見弁当って…?」という方は、ぜひモテナス日本の過去記事も参考にしてください。


また外国人とお花見をする場合、飲酒にも気をつけましょう。
日本では野外での飲酒が可能ですが、海外では公共の場での飲酒が禁止されている国が多いです。そのため屋外での飲酒に抵抗がある外国人もいます。
事前に「日本のお花見では、桜の下でお酒や食事を楽しむ」ということを伝えておくといいですよ。
桜への情熱が高い日本人
先に紹介したニュース映像からもわかるように、桜を美しく感じる心は国境を越えても同じ。インタビューされた人々が「驚くほど美しい」「心が落ち着く」と穏やかな笑顔で話していますよね。
とはいえ桜への情熱の強さは海外と日本では違うようです。桜の季節に来日した外国人は、日本人の桜への情熱に驚くのだとか。
たとえば日本では、春が近づいてくると毎日のようにテレビで桜の開花予想が放送されますよね。天気予報や新聞にも開花予想図が掲載され、日本中が桜の開花を心待ちにしている空気が感じられます。
桜の花が咲くことを、雨や雪が降ることと同じように報じる日本人。この日本人の情熱に驚く外国人は多いです。
日本人がここまで桜に心惹かれる理由はさまざまいわれていますが、美しく咲き誇った桜が数週間で儚く散っていく様が日本人の死生観とリンクするというのが通説。
さらに現代では「桜が咲く時期=新年度のはじまり」です。新生活の不安な気持ちの中で桜を見上げ癒された記憶や、別れと出会いの思い出を桜が思い起こさせてくれる、なんてことも日本人が桜を心待ちにしてしまう理由かもしれませんね。
日本のお花見のはじまりは?

現代もなお、愛されつづけている日本文化「お花見」。はじまりや現代に伝わるまでの歴史も気になりますよね。
ここからは日本のお花見の歴史をみていきましょう。
桜の語源は日本神話からうまれた?
「桜」の語源には諸説ありますが、日本神話の木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の「さくや」が「さくら」になったという説が有名です。
咲耶姫(さくやひめ)は木の花のように美しい女神で、その美しさはまるで満開の桜のようとも表されます。
また咲耶姫は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫皇帝である瓊瓊杵命(ににぎののみこと)に一目ぼれされ結婚しました。3人の子どもにも恵まれたことから、結婚・安産の神さまともされています。
(参考:京都・宇治 縣神社)
お花見は奈良時代にはじまった
お花見がはじまったとされるのは、奈良時代。当時はお花見といえば梅の花が主流でした。
平安時代に入ると風流なことが好きな貴族たちの間で、桜の花のお花見が主流になります。
貴族たちは美しい桜の花を愛でながら、宴をしたり歌を詠み合ってお花見を楽しんだようです。その優雅さや風流さは平安貴族らしく、現在のお花見にもつながる日本特有の美意識があります。
ただし、あくまでもお花見を楽しんでいたのは貴族のみ。庶民もお花見をするようになるのは、少し後の時代になります。
(参考:お花見の歴史とお花見弁当:農林水産省)
江戸時代にお花見が庶民の行楽に
お花見が庶民の行楽になったのは、江戸時代。
八代将軍の徳川吉宗が山や川岸の堤などに数千本もの桜を植えたことで、庶民にもお花見が広まったとされます。
それまで桜はお寺や神社の境内に咲いていることが多かったようですが、気軽に行ける山や川岸に桜が植えられたことで庶民もお花見を楽しめるようになったのです。「桜の下でお弁当を食べる」という現代のお花見のかたちができあがったのも、この時代です。(参考:お花見の歴史とお花見弁当:農林水産省)
また園芸の技術も進み、さまざまな品種の桜が開発されました。
日本の桜の代表品種である「ソメイヨシノ」も江戸時代に開発されたといわれています。現在の東京都駒込付近にあった「染井村」から売り出された桜がはじまりという説が有力ですが、原産地などは詳しくわかっておらず今も研究が続いています。
ソメイヨシノは成長が早く、若いうちから美しく花を咲かせる桜。明治時代に公園、道路沿い、川沿いなどに公共事業として全国的に植樹されました。
しかし、二度の世界大戦によって激しい空襲をうけ多くの桜の木が焼失してしまいます。
戦争が終わると、美しかった日本の風景をよみがえらせようと人々は熱心にソメイヨシノを植樹したそう。
現在みられる桜の多くは、その時に植えられたものたち。戦後の人々の努力により、美しい春の桜景色が日本によみがえったのです。
(参考:「ソメイヨシノ」はどこからやって来たのか : 読売新聞)

戦後の人々が「後世につなぎたい」と熱心につくりあげた桜景色。
その当時の人々の想いも感じながら桜を観ると、また胸にグッとくるものがありますね。
海外でお花見するならココ!おすすめスポット3選

実は日本から贈られた桜が咲く国は多く存在します。
日本生まれのソメイヨシノが海外で美しく咲き誇る姿は圧巻のひとこと。「海外でお花見がしたい!」という人に訪れてほしい、おすすめの桜スポットを3つ厳選して紹介します。
アメリカ|ワシントン州のセントラルパーク
アメリカ、ワシントン州にあるセントラルパークの桜は日本でも有名なので聞いたことがある人も多いでしょう。
1912年に東京から贈られた約3,000本の桜たちが、毎年3月下旬~4月上旬にかけて満開をむかえます。
現地では毎年「National Cherry Blossom Festival」(全米桜祭り)がおこなわれ、アートイベントやパフォーマンス、日本食を楽しむ企画などが催されます。
(参考:National Cherry Blossom Festival 2025 guide for DC )
スペイン|ヘルテ峡谷
スペインのヘルテ渓谷の桜景色も、有名な桜の名所。渓谷と付近の村たちが、約150万本の桜によって白いブランケットを被ったように彩られます。
満開の時期にはスポーツ大会や郷土料理のイベントが開催されたり、桜を鑑賞できるハイキングコースも用意されるそう。日本の「桜の木の下で宴を楽しむ」というお花見よりもアクティブな印象があるお祭りです。
ヘルテ渓谷は、首都マドリードから車で3時間ほどの場所にあります。地元メディアでも「息をのむ美しさ」と称される桜景色なのでおすすめな桜スポットです。
(参考:Enjoy the cherry blossom in the Jerte Valley in Cáceres)
スウェーデン|ストックホルムの王立公園
スウェーデンの首都ストックホルムにある王立公園では、毎年4月中旬ごろに桜並木が見ごろをむかえます。北欧に位置するため、アメリカやスペインより遅めの時期に桜が楽しめるスポットですね。
桜の満開時期には「fika(フィーカ:スウェーデンの伝統的なコーヒーブレイク文化)」を、桜の木の下で楽しむ人も多いのだそう。
また日本の着物ショーやよさこいのパフォーマンスといった日本文化のイベントも催され、スウェーデン文化と日本文化の融合が楽しめます。
(参考:A fika or lunch under the cherry blossoms – Visit Stockholm)
外国人におすすめ!日本のお花見スポット10選

ここからは、訪日外国人におすすめな日本のお花見スポット10選を紹介します。
- アクセスがしやすい
- 日本らしい写真が撮れる
外国人とお花見をする場所は、桜景色の美しさだけでなく立地の良さも大切。短い滞在のなかで、できるだけたくさん日本文化を満喫したい人が多いので観光地かつ、お花見も楽しめる場所が人気ですよ。
また写真映えにもこだわりがある人も多いので、お城や神社仏閣など日本らしい建造物と桜のコラボが楽しめる場所も人気です。
このような外国人観光客の希望もふまえながら、おすすめお花見スポットを厳選しました。

お花見スポットごとに桜の見ごろ時期も紹介するので、参考にしてくださいね。※2025年4月現在の情報、日本気象協会の情報を参照
東京|新宿御苑

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月中旬 |
新宿駅から歩いて訪れることができる新宿御苑は、お花見スポットとして大人気。
新宿駅は東京のターミナル駅の1つなので交通の便も良く、駅の周りの各百貨店では有名店のお花見弁当も購入できます。
ただし新宿御苑のお花見は、お酒の持ち込みが禁止なので注意しましょう。お花見弁当は問題なく持ちこめます。
園内にはお食事処やカフェもありますが、日本らしいお花見を楽しんでもらうなら芝生にレジャーシートを敷いてお花見弁当を食べるプランがおすすめです。
また新宿御苑のお花見は、入園に予約が必要です。かならず事前に予約を取りましょう。
名称:新宿御苑
住所:〒160-0014 東京都新宿区内藤町11
アクセス:各線 新宿駅より徒歩10分/東京メトロ 新宿三丁目駅より徒歩5分/東京メトロ 新宿御苑前駅より徒歩5分
電話番号:03-3350-0151
営業時間:【10/1~3/14】9:00~16:30 【3/15~9/30】9:00~18:00 ※右記期間を除く【7/1~8/20】9:00~19:00 ※入園時間は閉園時間のそれぞれ30分前まで
休園日:毎週月曜(3/25~4/24,11/1~15を除く)、年末年始
入園料:一般500円/30人以上(団体割引)400円/65歳以上250円 ※年齢確認できる証明書の提示が必要/学生(高校生以上)250円 ※学生証の提示が必要/小人(中学生以下)無料
支払情報:現金、交通系ICカード
公式サイト
東京|目黒川

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
東京の目黒川沿いに約4kmに渡って立ち並ぶ桜並木は、外国人にも人気なお花見スポット。
約800本のソメイヨシノが咲き誇り、圧巻の桜景色が楽しめます。夜には川沿いに設置された提灯のライトアップもあり夜桜鑑賞もできますよ。
さらに目黒川の水面に漂う桜の花びらも美しい情景と人気で、海外の日本紹介VTRにもよく使用されます。
また屋台の出店があったり、屋形船でのお花見を楽しめるツアーもあるなどイベント感のあるお花見が体験できるのもおすすめポイントです。※年により開催内容は異なる
名称:目黒川 川沿い
住所:東京都目黒区上目黒~青葉台付近
アクセス:東京メトロ 中目黒駅より徒歩2分、東急線 池尻大橋駅より徒歩3分
営業時間:24時間鑑賞可だが、原則ライトアップ終了の20:00まで ※2025年4月現在の情報
目黒区の特設サイト
東京|上野恩賜公園

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
上野公園の最寄りである上野駅は、成田空港からの旅行客のターミナル駅にもなっており訪日外国人にとってアクセスしやすい桜スポット。
浅草や秋葉原といった外国人から人気な観光地にも近いので、観光ついでにお花見をしたい外国人にもおすすめです。
上野公園の桜の見どころは、不忍池の水面にうつった桜景色。満開を過ぎた時期でも水面に映る桜たちも加わることで、華やかな桜景色が作り出されます。
また地元の有名店によるお花見弁当の販売やステージイベントもあるので、賑やかな雰囲気の中で日本のお花見を体験できますよ。
施設名:上野恩賜公園
住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園
アクセス:各線 上野駅より徒歩5分、京成線 京成上野駅より徒歩6分
電話番号:03-3828-5644
営業時間:5:00~23:00
入園料:無料
公式サイト
東京|千鳥ヶ淵

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
皇居外苑にある千鳥ヶ淵も、桜の名所として人気な場所。
とくに千鳥ヶ淵公園の中にあるボート場では、ボートにのって水上から桜を鑑賞できることが外国人からも人気を集めています。「お城の塀」と「桜」という組み合わせも日本らしさを感じられますよね。
また、夜になると千鳥ヶ淵緑道でライトアップもおこなわれます。
皇居外苑という場所柄もあり、古き良き日本の桜景色を楽しめる桜スポットでしょう。
名称:千鳥ヶ淵
住所:東京都千代田区九段南2丁目~三番町2先
アクセス:東京メトロ 九段下・半蔵門線より徒歩5分
営業時間:9:00~21:00(ライトアップは日没~21:00)
「千代田区観光協会」の公式サイト
栃木|日光江戸村
桜の見ごろ時期 | 4月上旬~4月中旬 |
日本のサムライ映画や時代劇が好きな外国人には、日光江戸村でのお花見がおすすめです。
江戸時代の建物・暮らしを再現している日光江戸村では、侍や新選組をはじめ江戸時代の人々の服装を身に着けて1日を過ごす体験もできます。映画・ドラマで観たサムライになりきりながら桜を眺める時間は、特別な思い出になることでしょう。
屋形船で桜を眺められるほか、お花見以外にも剣術体験や手裏剣体験といった外国人に人気なアクティビティも豊富ですよ。※一部、別途料金が必要
新宿駅・池袋駅・大宮駅から直通特急の「スペーシア きぬがわ号」で2時間ほどの距離なので、都内付近に宿泊している外国人の方もアクセスがしやすいお花見スポットです。
京都|嵐山

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
平安時代から観光地として親しまれてきた京都の嵐山では、約1500本の桜が山々や川沿いを彩る絶景が観られます。
中でもおすすめのスポットは、承知時代(834~848年)ごろに架けられたとされる「渡月橋(とげつきょう)」付近の桜景色。趣のある渡月橋と華やかな桜の情景が日本らしくて美しい、と外国人観光客から人気です。
またレンタルボートで川の上流まで行くこともでき、ゆったりとした空気の中で桜が楽しめます。
施設名:渡月橋(とげつきょう)
住所:〒616-0000 京都市右京区嵯峨中ノ島町
アクセス:京福電車(嵐電) 嵐山駅より徒歩2分、阪急 嵐山駅より徒歩8分
営業時間:常時開放
「公益社団法人 京都市観光協会」による特集ページ
奈良|奈良公園

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
広大な奈良公園内には約1600本の桜が植えられており、桜の時期を狙って訪れる外国人もいるほど人気なスポット。
さらに奈良公園は「シカがいる公園」として、外国人の中でもじわじわと知名度が上がっています。というのも、シカが自由に伸び伸びと公園を歩いている光景は他の国ではあまりみられないのです。しかも「お辞儀までできる!」と興奮する外国人も多くみられます。
華やかに咲き誇る桜の下を、シカたちが自由に歩く情景は外国人の目には新鮮に映ります。そんな外国人にとって異世界な空間を楽しめることが、奈良公園の魅力でしょう。
また近くには東大寺や興福寺、春日大社などもあり、観光地をまわりながら立ち寄れる立地も外国人から人気な理由です。
施設名:奈良公園
住所:〒630-8212 奈良市春日野町ほか
アクセス:近鉄 奈良駅より徒歩約5分
電話番号:0742-22-0375
営業時間:常時無料開放
入園料:無料
「奈良市観光協会」による奈良公園の詳細ページ
大阪|造幣局 桜の通り抜け

桜の見ごろ時期 | 4月上旬~中旬 |
大阪にある造幣局では、桜の開花期間に1週間だけ一般開放される桜のトンネルエリアがあります。
約560mの桜のトンネルに140種類以上、約340本の桜が咲き誇る光景は圧巻のひとこと。遅咲きの種の桜も多いので4月中旬ごろまで桜を鑑賞できます。「大手毬」「小手毬」といった、珍しい種類の桜も観られますよ。
造幣局は紙幣以外の硬貨、記念硬貨、勲章などを製造しており、普段はなかなか入ることができない場所。そんな場所で桜を観られるという特別感もおすすめする理由です。
また大阪造幣局の桜の通り抜けは、事前予約制です。必ず公式サイトから予約を取りましょう。
施設名:独立行政法人 造幣局本局
住所:〒530-0043 大阪市北区天満1-1-79
アクセス:大阪メトロ 南森町駅・JR線 大阪天満宮駅・桜ノ宮駅・京橋駅より徒歩約15分
電話番号:06-6351-5361
営業時間:【平日】10:00~19:30 【土曜・日曜】9:00~19:30
公式サイト
姫路|姫路城

桜の見ごろ時期 | 3月下旬~4月上旬 |
日本の「さくら名所100選」にも選ばれている世界文化遺産の姫路城。
姫路城は白漆喰で塗られた上品な美しさが特徴で、日本のお城の中でも外国人から人気があります。白い優美な姫路城に約1000本の桜が映える、美しい情景が観られますよ。
さらに桜の開花期間のみ、日本庭園にも入ることができます。9つの庭園で構成される本格的な日本庭園で、夜桜ライトアップやプロジェクターマッピングなどを用いた「姫路城夜桜会」が催されます。※別途料金が必要
昼間の桜景色とは違った幻想的な夜桜を鑑賞できるので、観光時間に余裕がある場合は、昼と夜のどちらの桜も楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設名:姫路城
住所:〒670-0012 姫路市本町68番地 姫路城三の丸広場北側
アクセス:神姫バス 大手門前より徒歩5分、JR姫路駅・山陽姫路駅より徒歩20分
電話番号:079-285-1146
営業時間:9:00~17:00(閉門は16:00)
入城料:大人1,000円/小人300円/30人以上(大人)800円/30人以上(小人)240円
休城日:12月29日・30日
支払情報:現金、クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー、QRコード決済
公式サイト
北海道|五稜郭タワー

桜の見ごろ時期 | 4月下旬~5月上旬 |
外国人から冬のレジャースポットとしても人気な北海道。国内では桜の開花時期が遅めなので、4月下旬~5月上旬ごろに来日する外国人におすすめなお花見スポットです。
五稜郭タワーから見下ろすのは、地上の五稜郭公園で咲き誇る約1500本の桜たち。星形に縁どられた桜並木が「まるで絵画のような美しさ」と外国人から人気です。
もちろん地上の五稜郭公園で観る桜景色も美しいので、展望台からの桜景色とあわせて鑑賞するのもおすすめですよ。
施設名:五稜郭タワー
住所:〒040-0001 北海道函館市五稜郭町43-9
アクセス:函館バス 五稜郭公園入口より徒歩約5分、函館バス 五稜郭タワー前より徒歩1分
電話番号:0138-51-4785
営業時間:9:00~18:00(展望チケット販売終了時間は17:50)
休館日:年中無休
入場料:大人1,200円/高校生・中学生900円/小学生600円/未就学児 無料 ※団体料金・障がい者料金あり
支払情報:施設に直接問い合わせください
公式サイト
外国人向けのお花見体験例の紹介

最後に、モテナス日本が提案する外国人向けお花見企画を2つ紹介します。
桜の下でお花見弁当やお酒を楽しむのもいいですが、日本文化も同時に体験してもらってはいかがでしょうか。桜景色の中で鑑賞する日本文化は、なかなか体験できない特別な時間になりますよ。
外国人向けに日本文化体験を企画してきたモテナス日本が考える、お花見と相性のいい日本文化体験をピックアップしたので参考にしてみてください。
- お花見クルージング×芸者体験
- 夜桜×歌舞伎体験
※タップすると企画の詳細までスクロールします


お花見体験例①お花見クルージング×芸者体験
貸切のクルージング船や屋形船でのお花見企画は、特別感があり外国人VIPの接待におすすめです。
さらに日本の伝統である「芸者」のおもてなしも体験してもらいましょう。
芸者の方々は、日本舞踊や三味線といった日本の伝統芸能の修行を積んでいます。外国人に、日本の伝統的な舞や音楽に触れてもらいながらお花見を楽しんでもらえますよ。
またお座敷遊びのようなゲームも体験できます。芸者の方々がリードしてゲームを進めてくれるので、芸者体験が初めての外国人でも心配はいりません。日本人でもなかなか体験する機会がない、古き美しき芸者文化を体験してもらいましょう。


お花見体験例②夜桜×歌舞伎体験
外国人から人気がある歌舞伎鑑賞を、夜桜を背景にして提供するプランもおすすめです。
歌舞伎は海外公演もおこなわれており「本場の日本で歌舞伎を観てみたい!」という声も多いもの。歌舞伎を観たことがない外国人も、特有の動きや表情に惹きつけられるようです。
そんな歌舞伎を美しい夜桜を背景に観る体験は、印象深いものになるでしょう。夜桜はライトアップでも美しいですが、かがり火で照らし出すドラマティックな演出もおすすめですよ。


外国人のおもてなしは「日本式のお花見」で

桜の美しさを楽しめるのは、ほんの数週間。せっかく桜の時期に来日したのなら、お花見を体験してもらいましょう。
その際はお花見の歴史や、今見ている桜が戦後の人々の努力の賜物であること、そして日本人が桜をみると新生活の胸の高まりや不安を思い起こしてしまうことも話してましょう。日本文化の深みを知ってもらうキッカケになるはずです。
また本記事でも紹介したように、モテナス日本では「お花見」と「日本文化体験」を組み合わせた企画の提案が可能です。
通訳の手配、会場のご相談なども承ります。外国人の特別なお客さまに、ほかではできないお花見体験を提供したい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちは日本独自のおもてなし文化を世界の人々に広めるために日夜努力しています。外国人ゲストの接待・おもてなしに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。